屋形船乗船前の東京観光vol.3 東京駅!

地方だと無人駅や趣のある駅などは、その駅自体を目的地として訪れる
名所となることもあります。
ですが、都心だと駅を観光の目的地として訪れるというのは数少ないです。

今回はそんな都心で観光駅となっている数少ない駅、「東京駅」について
ご紹介いたします。

屋形船の乗船場からも近いので乗船前の時間があったら立ち寄ってみましょう!


東京駅の場所及び屋形船の乗船場所について


東京駅は皇居の東隣に位置します。周辺には挙げきれないほどの
観光スポットが数多くあります。

東京駅周辺屋形船マップ

【東京駅周辺の観光地】

事前予約制の人気観光地「迎賓館赤坂離宮」
赤坂離宮についてはこちら

初詣の参拝客数日本一「明治神宮」
明治神宮についてはこちら

良くも悪くも話題が多い「靖国神社」
靖国神社についてはこちら

高層ビル群にある都会のオアシス「浜離宮恩賜庭園」
浜離宮恩賜庭園についてはこちら

いつまで築地にあるのか未定。行くなら今!「築地市場」
築地市場についてはこちら

【近くの屋形船乗船場】

晴海乗船場
屋形船晴海屋さんを中心に乗合屋形船が多く出船している
東京の共有乗船場となります。
もちろん貸切屋形船での出船も可能です。

越中島乗船場
東京駅より京葉線で2駅(乗車時間4分ほど)で、越中島駅につき
駅より徒歩5分ほどで乗船場まで到着する、東京駅にもっとも近い
共有桟橋となります。
主に貸切屋形船出船が多い共有乗船場となります。

両乗船場とも貸切屋形船の出船は可能です。
乗合屋形船となりますと晴海乗船場から多くの屋形船が出船しております。

 


東京駅の魅力について


東京駅全体図

東京駅は大きく分けて皇居のある「丸の内側」と「八重洲側」の二つに分かれております。
よくテレビや雑誌に出ているレンガ造りの建物は丸の内側にある
「丸の内駅舎」です。
八重洲側には「グランルーフ」と呼ばれる大きな屋根が設置されています。

 

【丸の内駅舎】

東京駅は都内有数の他の駅とは違い、駅舎が著名な建築家によって
作られた見事な芸術作品であるため観光客が訪れます。

旅行などに行って教会や寺院など素晴らしい建築物を見に
観光に行くのと同じ感覚ですね。

この東京駅を設計したのは、辰野金吾という有名な建築家です。
東京駅以外にも日本銀行の本館(空から見ると円と読める建物)など、
現在彼の建築物で重要文化財指定のものは数多く残っています。
(下は日本銀行本館)

東京駅は日露戦争が終戦した後の1908年頃から建設工事を開始し、
丸の内側に開業したのは1914年とのこと。竣工間もないころの写真が下の写真。

その後、八重洲口など開設され徐々に発展していくが、
太平洋戦争の末期に起こった東京大空襲で大火災となりレンガ造壁と
コンクリート造床の構造体は残ったが、鉄骨造の屋根や内装は消失。

終戦後から修復作業に入ったが、安全性などを考慮し屋根のデザインなどを
変更しての復旧となった。
長い年月を経て1999年に東京駅の建て替え計画が持ち上がり、
創建当初のデザインに復元する形での建て替えが決定し、2012年に完成となった。

といったような、経緯があって今の美しい東京駅になりました!

夜はライトアップされ、昼間とは違う表情を見せるので、できれば
昼夜両方見るのがおすすめです。

 

【八重洲口グランルーフ】

東京駅八重洲口グランルーフ

八重洲側の未来を象徴する玄関口として「光の帆」をイメージしたデザイン
となっており、都心のオフィスビルという「機能美」や「先進性」アピールした造りとなっています。

建築設計は世界的な建築家ヘルムート・ヤーン氏。
ガラス建築を得意とした建築家で、東京八重洲口にある「グラントウキョウ」
などのガラスをふんだんに使用された作品があります。

 


 

東京にお越しの際は是非一度東京駅で降りてみてください!

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