築地周辺を散策していると日本ではあまり見かけないデザインの建築物に
出くわします。その建物の名前は築地本願寺。見た目ではわかりにくいが
日本仏教の一つである浄土真宗のお寺です。
屋形船に乗船することができる晴海エリアからもとても近いので
乗船前に観光することができます。
築地本願寺と屋形船乗船場の場所について
築地本願寺へは東京メトロ日比谷線「築地」駅の1番出口よりでて
徒歩約１分でつきます。
すぐ近くには築地市場や、浜離宮恩賜庭園などの観光地、
それに日本有数の繁華街である銀座も歩いて行くことができます。
築地本願寺より屋形船乗船場である晴海乗船場に行くには、
都営大江戸線の築地市場駅より一駅となりの勝どき駅へ行き、
歩いて５分ほどです。
築地本願寺より直接屋形船乗船場へ行く場合は徒歩で晴海通りを
まっすぐ進んでいただき２０分ほどで晴海乗船場へ着くことができます。
晴海乗船場についてはこちら
屋形船乗船場情報「晴海乗船場」
晴海乗船場からですと乗合いの屋形船も多く出ており、大人数を
集めることなく少人数からでも屋形船に乗船することができます。
貸切の屋形船とおなじく事前に予約は必要となりますのでご注意を。
築地本願寺について
江戸時代初期（１６１７年）、今の東日本橋あたりに創建され
本願寺の別院として江戸幕府から公認を受けましたが、
明暦の大火（１６５７年）と呼ばれる火事により焼失してしまいます。
その後、江戸幕府より再建先として与えられたのが八丁堀の海上でした。
佃島の門徒たちを中心とし、数多くの門徒が本堂再建の為に海を埋め立て、
土地を築き、１６７９年に再建されました。
この新しく土地を築いたことからこの地域一帯を「築地」と呼ぶようになったそうです。
その後、関東大震災（１９２３年）で築地の本堂が再度焼失してしまいます。
昭和９年（１９３４年）に現在の東京大学教授である伊藤忠太により、
仏教発祥の地である古代インド様式をモチーフとしてデザインされました。
本堂及び周囲の門が意匠的、技術的に優秀であることから、
平成２６年に国の重要文化財として指定されています。
礼拝する空間として外陣と呼ばれる場所があります。
通常のお寺のように畳敷きの空間ではなく、イスが設置されており
時間内であれば誰でも本堂内に入り礼拝することができます。
本堂内には普通のお寺では絶対置かれていないであろう、パイプオルガンが
置かれています。
毎月最終金曜日には、ランチタイムコンサートと名前のもと
クラシックや仏教賛歌の演奏を中心にパイプオルガンの演奏を楽しむことができます。
こちらも入場料は無料で誰でも入場することができます。
築地本願寺の周辺観光地
築地本願寺周辺には徒歩圏内で行ける観光地があります。
【築地市場】
築地といえば築地市場。水産物、青果物を取り扱う日本最大の総合市場です。
豊洲への移転が決まっていますが、まだまだ築地の顔となる観光スポットです。
一般の方でも立ち入れるポイントもあり、とれたて新鮮な魚や
エビなどの水産物を購入することができます。
屋形船の船内で出される海鮮類の多くが築地から仕入れられていることが多いようです。
築地市場についてはこちら
屋形船乗船前の東京観光vol.5「築地市場」
【浜離宮恩賜庭園】
日テレタワーがある汐留駅すぐ近くにある東京のオアシス浜離宮恩賜庭園。
園内は２５万㎡ととても広く、のんびり散策して１時間ほどゆったりすることができます。
園内ではお団子屋さんお茶菓子を楽しむ御茶屋さんがあります。
浜離宮恩賜庭園についてはこちら
屋形船乗船前の東京観光vol.2「浜離宮恩賜庭園」
【増上寺】
築地本願寺とは違い、純和風のお寺です。増上寺は６００年の歴史を
もち、徳川将軍家ともゆかりがあることから境内には将軍家のお墓もあります。
以前は一時期のみの公開でしたが現在は随時お墓は公開されているようです。
増上寺についてはこちら
屋形船乗船前の東京観光vol.20「増上寺」
築地本願寺の詳細について
【名称】 ：浄土真宗本願寺派 築地本願寺
【住所】 ：〒104-0045 東京都中央区築地三丁目１５番１号
【電話】 ：03-3541-1131
【アクセス】：「東京メトロ 日比谷線」１番出口～徒歩１分（最寄り）
【参拝時間】：６：００〜１７：３０ （４月～９月）
＿＿＿＿＿＿＿６：００～１７：００ （１０月～３月）
【イベント】：ランチタイムコンサート
＿＿＿＿＿＿＿毎月最終金曜日、本堂にて１２時１０分～
＿＿＿＿＿＿＿入場料 無料（予約必要なし）
通常のお寺さんとは違った新しい体験ができる築地本願寺。
是非屋形船乗船前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
屋形船のご予約、お問い合わせは屋形船あんない窓口まで
貸切の屋形船や、乗合の屋形船についてご案内いたします。